じき|オーガニック葡萄の栽培とワイン醸造

2022/04/13 19:30

今の私がワインを造るために必要とする葡萄

2022シーズンから少し意識を変えたことがあります。それは単に「良い健全な葡萄を作る」ということではなく、「枝上げ作業から造りたいワインを意識する」、「ワイン造りは畑から始まる」ということ。自分の出来...

2022/01/18 13:59

菌たちとの共生

じきの畑では化学的な農薬・肥料は使用していません。その理由の第一には自然との共生をするため、自然環境に負荷をかけない生活を送るための手段として「農業」を一生の仕事に決めたことが挙げられます。第二に...

2021/10/05 21:20

醸造を学ぶということ

醸造を学ぶということ。ひいてはモノづくりを体得するということ。それは、机上では、それは本を読んで内容を理解し、事象やメカニズムを覚えること。現場では、それを含めた体系的な知識と作業の流れを体に染み...

2021/07/07 07:16

オーガニックで葡萄栽培をすること

少々長めですが、最後まで目を通していただけると嬉しいです。香りと味の観点だけで論じた場合、有機栽培や自然栽培、ビオディナミ(※以降、これらの栽培は便宜的に有機と書きます)の葡萄から造ったワインは慣行...

2021/03/19 15:52

じきの生き物たち

じきには人間3人と羊7頭と犬が1匹います(2021年3月)羊は愛玩として愛でてもいますが、基本的に♂は食べるため、♀は子供を継代していってもらうために飼っています。羊糞は堆肥にして畑のご飯になり、そのお陰で...

2021/02/19 16:19

自然との共生 ~巡る巡る万物は巡る~

2021年。私たち家族が余市町へ来て6年が過ぎました。人間の身体は約6年周期で全ての細胞が入れ替わると言われています(年齢によりスパンは異なりますが)こちらに来てからの食生活は都会で暮らしていたときとは...

2021/02/19 16:17

思い入れのある品種について

余市へ来てワインを造ると決めた時、どの品種で将来やっていくのか非常に悩みました。この地で実績のあるケルナーで白を造るべきか、豊産で早生のミュラーで白を造るべきか、ツヴァイの赤をメインに据えるのか、...

2021/02/19 16:11

じきの畑の葡萄について

「じきの畑」の葡萄は全てヴィティス・ヴィニフェラというワイン専用種です。そして、圃場は向かい畑と上畑の2か所に分かれています。向かい畑は植栽がちょうど1haで樹間1.2m、樹は3800本ほどで南西向きの傾斜地...